ピンポンゲーム(前回の記事でコード解析を実施した)に、パドルを高速移動できる機能と、パドルを楕円形に膨らませることで、ボールの跳ね返り角度を変える機能を追加します。「移動速度の変更(加速度を取り入れる)」「スプライトの進行方向角度の制御」「ブロック定義の使い方」などを学ぶことが出来ます。 今回作成するプロジェクト 以下のプロジェクトはScratchホームページで公開していますので、プログラム全体はそちらのページでご確認下さい。主要部分について、以降説明します。 パドルのダッシュ機能 機能の詳細説明 ①ダッシュキーを押している間、パドルの移動速度が加速します。② ダッシュキーを離すと、 パドルの移動速度は初期値に戻ります。 ③ ダッシュキーを押した状態で方向転換すると、 パドルの移動速度は初期値に戻ります。 … [もっと読む...] about Scratch リミックスで学ぶ:ピンポンゲームに高速移動・パドル変形・跳ね返り角度制御の機能を追加
アーカイブ 1月 2020
ArduinoでSTEM教育 応用編:割り込みタイマーで時間を計測する
時間を操作するときにdelay関数をよく使いますが、これを使うとdelayで指定した時間が経過するまで、プログラムが止まってしまいます。メインのプログラムは動かし続けた状態で、 時間を計測したい場合は、割り込みタイマーを使うと良いです。 目次 Timerの種類MsTimer2FlexiTimer2プログラム Timerの種類 Arduino Unoは、AVR ATmega328Pというマイコンを搭載しており、このマイコンにはTimer0, Timer1, … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:割り込みタイマーで時間を計測する
Scratch コード解析で学ぶ:ピンポンゲーム Extreme Pong
今回解析するプロジェクト 「Extreme Pong」は、supertaylor04さん … [もっと読む...] about Scratch コード解析で学ぶ:ピンポンゲーム Extreme Pong
ArduinoでSTEM教育 応用編:WAV音源をデータ変換して圧電スピーカから出力する
効果音のような短い音源であれば、SDカードやシールド等を使用しなくても、音源をソースコードに埋め込んで、圧電スピーカから出力することができます。プログラムサイズが容量オーバーしないように、音質を落とす必要がありますが、利用できる機会は多いと思います。 WAV音源を準備する まずは音源を準備する必要があります。ネットで購入するのが、一番お手軽だと思います。国内サイトだとAudioStock、海外サイトだとAudioJungleがメジャーです。先日、AudioJungleで効果音を2ドルで購入しました。支払いはPayPalで行いました。購入前に音を再生することができますので、色々聴き比べて選ぶことができます。購入したファイルはMP3形式だと思うので、フリーソフト等でWAV形式に変換してください。このあたりの情報は、検索するとたくさん出てきます。 … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:WAV音源をデータ変換して圧電スピーカから出力する
ArduinoでSTEM教育 応用編:XBee(ZigBee)で無線通信
長距離通信を行う場合、Bluetoothは電波が届かないので、WiFiやZigBeeを使用します。XBeeモジュールを使用すると、手軽に環境を構築できます。Arduino2台を1対1でZigBee通信する方法について紹介します。 XBeeとZigBeeについて XBeeは米Digi社の商標で、各種無線通信規格に対応したモジュールが販売されています。よく使用される通信規格は、WiFiとZigBeeです。ZigBeeは聞いたことがないかもしれませんが、電気的な基礎仕様はIEEE802.15.4で規格化されており、それより上位の層はZigBeeアライアンスが使用策定を行っています。 WiFiはアクセスポイントを経由して、インターネットに接続することを主な目的としていることに対して、ZigBeeやBluetoothは機器間を接続して情報を相互通信 … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:XBee(ZigBee)で無線通信