前回に引き続き、Node-REDを使用して、PCでグラフィカルユーザーインターフェースを作成し、そのインターフェースからArduinoのLEDを制御する方法を紹介します。 ブローカーの起動 まず、インストールしたMQTTブローカー Mosquittoを起動します。インストールしたフォルダ(標準ではC:/Program … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTとNode-REDを用いたLED制御 その2
IoT
ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTとNode-REDを用いたLED制御 その1
Node-REDを使用して、Arduinoの入出力をコンピュータからGUI操作する方法を紹介します。例として、今回はLED制御(ON/OFF、明るさ調整、アナログ値の時系列グラフ表示)をブラウザ上のユーザーインターフェースで行います。Node-REDは、やってみるとそれほど難しくなく、IoT機器/アプリを作ってみたいという方にはおすすめです。 MQTTブローカーソフトウェア この実験ではコンピュータがブローカーとクライアントの両方の役割を持ちます。クライアントの1つ「MQTT.fx」は通信プロセスを理解できるよう、MQTTの通信トラフィックを表示するために使用します。もう1つのクライアント「Node-RED」はArduino/ESPで読み取ったアナログ値の表示やLEDの制御を行うブラウザ上のユーザーインターフェースを提供するために使用し … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTとNode-REDを用いたLED制御 その1
ArduinoでSTEM教育 応用編:Wi-Fi経由で接続する方法
Wi-Fi経由での接続 IoT(Internet of Things)の世界では有線ネットワーク接続はあまり用いられず、Wi-Fi(WLAN(Wireless Local Area … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:Wi-Fi経由で接続する方法
ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP8266開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
前回はESP32でWi-Fiを使用してIoTウェブサーバを作りましたが、もう一つの選択肢として、ESP32と同じくespressif社のESP8266マイクロコントローラがあります。これは先述のESP32の一つ前の世代のマイクロコントローラです。性能面ではESP32に劣りますが、それでもArduinoのATMega328Pよりもはるかに高性能です。また、ESP32よりも長く市販されているということは、より多くの人に利用されているとも言えます。そのため、ESP32よりもESP8266の方がサンプルとなるスケッチやライブラリが見つけやすい一面もありますArduino向けのWiFiシールドにもWiFi用のチップとしてESP8266を採用しているものが数多くあります。 ESP8266モジュールはESP32よりもさらに一回り小さなサイズです。こちらにも … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP8266開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP32開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
ESP32開発ボードを使用してIoTウェブサーバを作ります。前回はイーサネットシールドを使った有線ケーブルによる接続でしたが、今回はWi-Fi無線で接続します。ESP32とは何か、ESP32でプログラミングするための開発環境を整える方法、ライブラリの基本的な使い方について紹介します。 ESP32とは 近年最もよく使われるWi-Fi対応マイクロコントローラは、中国のespressif社から発売されている「ESP32」です。非常に小さく、親指の爪ほどの大きさしかありません。 このチップに520kBのメインメモリ(Arduinoは32kB)、4MBのプログラムメモリ(バージョンにより異なる。Arduinoは2kB)が搭載されていて、クロックは最大240MHz(Arduinoは16MHz)で動作します。チップには38か所のピンがありますが … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP32開発ボードでIoTウェブサーバーを作る