前回のArduino温度センサと、以前紹介したXBee無線ネットワーク(XBeeモジュールの選び方、XBeeモジュールの接続と設定)とXBeeモジュールでセンサを読み取る(ハードウェア作製編、センサノードの設定と測定)で学んだXBeeモジュールを組み合わせ、ArduinoとXBeeモジュールを使って、温度センサTMP36とArduinoをワイヤレスで接続して、温度を読み取ります。 XBeeセンサノード XBeeモジュールでセンサを読み取る:ハードウェア作製編で製作したセンサノードを再利用し、図1のように温度センサTMP36を使ったセンサノードを製作します。 以前の記事通りにセンサノードを使用していない場合や、XBeeモジュールをリセットする必要がある場合には、ファームウェアが最新のものか確認し、X-CTUアプリケーションで表1のよ … [もっと読む...] about Arduinoベースのセンサノード:XBeeデータ収集ノードの製作
アーカイブ 9月 2021
Arduinoベースのセンサノード:Arduinoを使った温度センサの作製
XBeeモジュールとArduinoを利用した、センサノードの製作にチャレンジしましょう。 今回は、温湿度センサDHT11とArduinoを利用する方法を紹介します。 このDHT11をはじめ、市販されているセンサの中には、XBeeモジュールから直接読みだすことができず、データを取り出すためにマイクロコントローラが必須となるものがあります。 こうしたセンサは、測定値をデジタル信号で出力しており、XBeeモジュールではデータを正しく読み取ることが難しいからです。この後のセクションで、XBeeモジュールに直接接続できる、シンプルなアナログ出力のセンサも紹介します。 この例では、ブレッドボード上でArduinoにDHT11温湿度センサを接続してデータを読み出します。その他に必要な外付け部品は、出力データをArduinoが読み取りやすくする … [もっと読む...] about Arduinoベースのセンサノード:Arduinoを使った温度センサの作製