これまで使用してきたセンサと同様、XBeeモジュールをArduinoに接続して使用するためのライブラリをインストールします。ライブラリを使用すると、自分で1からXBeeモジュールとの通信をプログラムするよりも簡単に通信を行えます。 Arduino IDEを開き、ライブラリマネージャでXBeeライブラリをインストールします。メニューバー上の、「スケッチ」>「ライブラリをインクルード」>「ライブラリを管理」をクリックするとライブラリマネージャが起動します。検索欄に「XBee」と入力し、「by Andrew Rapp」となっているライブラリを見つけてインストールします。 ライブラリをインストールしたらArduino … [もっと読む...] about Arduinoベースのセンサノード:スケッチ(プログラム)の作製
Arduinoベースのセンサノード:XBeeデータ収集ノードの製作
前回のArduino温度センサと、以前紹介したXBee無線ネットワーク(XBeeモジュールの選び方、XBeeモジュールの接続と設定)とXBeeモジュールでセンサを読み取る(ハードウェア作製編、センサノードの設定と測定)で学んだXBeeモジュールを組み合わせ、ArduinoとXBeeモジュールを使って、温度センサTMP36とArduinoをワイヤレスで接続して、温度を読み取ります。 XBeeセンサノード XBeeモジュールでセンサを読み取る:ハードウェア作製編で製作したセンサノードを再利用し、図1のように温度センサTMP36を使ったセンサノードを製作します。 以前の記事通りにセンサノードを使用していない場合や、XBeeモジュールをリセットする必要がある場合には、ファームウェアが最新のものか確認し、X-CTUアプリケーションで表1のよ … [もっと読む...] about Arduinoベースのセンサノード:XBeeデータ収集ノードの製作
Arduinoベースのセンサノード:Arduinoを使った温度センサの作製
XBeeモジュールとArduinoを利用した、センサノードの製作にチャレンジしましょう。 今回は、温湿度センサDHT11とArduinoを利用する方法を紹介します。 このDHT11をはじめ、市販されているセンサの中には、XBeeモジュールから直接読みだすことができず、データを取り出すためにマイクロコントローラが必須となるものがあります。 こうしたセンサは、測定値をデジタル信号で出力しており、XBeeモジュールではデータを正しく読み取ることが難しいからです。この後のセクションで、XBeeモジュールに直接接続できる、シンプルなアナログ出力のセンサも紹介します。 この例では、ブレッドボード上でArduinoにDHT11温湿度センサを接続してデータを読み出します。その他に必要な外付け部品は、出力データをArduinoが読み取りやすくする … [もっと読む...] about Arduinoベースのセンサノード:Arduinoを使った温度センサの作製
XBeeモジュールとBMP280センサを使用してデータ収集する
前回とは別のセンサを用いて、異なる通信インターフェースでのセンサの読み取りに取り組みます。また、プロトタイピング用のモジュールを使用して、配線作業をより簡単に行います。 ブレッドボード上でのXBee Explorerモジュールの代わりに、図1に示すような、XBee Grove Development Boardを使用します。この基板はXBeeモジュールを取り付けて使用しますが、基板上に6つのGroveコネクタ、ボタンスイッチやLEDなどが実装されています。この基板についての詳細はDigiインターナショナル社のwebページにある資料をご覧ください。 図1 XBee Grove Development Board Groveは、Seeed … [もっと読む...] about XBeeモジュールとBMP280センサを使用してデータ収集する
XBeeモジュールでMicroPythonを使ってセンサを読み取る
前回に続いて、XBeeモジュール上でMicroPythonスクリプトを動作させて温度センサTMP36から温度を読み取り、ネットワーク上の別のXBeeモジュールにデータを送信してみます。センサの読み取り用と、データを受信用に計2つ、XBeeモジュールを使用します。 この例では、センサノードにはシリーズ3のXBeeモジュールが必要です。コーディネーターは前セクションで設定したXBeeモジュールがそのまま使えます。 センサノードの設定 センサノードとして使用するXBeeモジュールは、APIファームウェアが書き込まれた、エンドデバイスかルーターで、MicroPythonが実行できるよう設定して使用します。 表1のように設定します。先ほどと同様、設定値はすべて16進数で入力し、設定値を変更したら、「Write」ボタンをクリックしてXBee … [もっと読む...] about XBeeモジュールでMicroPythonを使ってセンサを読み取る