以前の記事でArduinoなどのマイコンをwebサーバーとして動作させました。この方法はマイコンでのプログラミングだけでなく、ネットワークやwebページのプログラミングについても知識が必要になります。こうした知識がなくてもIoTデバイスとコンピュータとの間で柔軟にデータ通信を行えるよう、MQTTプロトコルが開発されました。 MQTTとは MQTT(Message Queue Telemetry Transport)の考え方は、家庭で情報交換をするコルクボードや冷蔵庫の扉に似ています。 コルクボードや冷蔵庫の扉にプリントやメモを貼って情報交換をしたり、to … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTプロトコル の概要
ArduinoでSTEM教育 応用編:Wi-Fi経由で接続する方法
Wi-Fi経由での接続 IoT(Internet of Things)の世界では有線ネットワーク接続はあまり用いられず、Wi-Fi(WLAN(Wireless Local Area … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:Wi-Fi経由で接続する方法
ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP8266開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
前回はESP32でWi-Fiを使用してIoTウェブサーバを作りましたが、もう一つの選択肢として、ESP32と同じくespressif社のESP8266マイクロコントローラがあります。これは先述のESP32の一つ前の世代のマイクロコントローラです。性能面ではESP32に劣りますが、それでもArduinoのATMega328Pよりもはるかに高性能です。また、ESP32よりも長く市販されているということは、より多くの人に利用されているとも言えます。そのため、ESP32よりもESP8266の方がサンプルとなるスケッチやライブラリが見つけやすい一面もありますArduino向けのWiFiシールドにもWiFi用のチップとしてESP8266を採用しているものが数多くあります。 ESP8266モジュールはESP32よりもさらに一回り小さなサイズです。こちらにも … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP8266開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP32開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
ESP32開発ボードを使用してIoTウェブサーバを作ります。前回はイーサネットシールドを使った有線ケーブルによる接続でしたが、今回はWi-Fi無線で接続します。ESP32とは何か、ESP32でプログラミングするための開発環境を整える方法、ライブラリの基本的な使い方について紹介します。 ESP32とは 近年最もよく使われるWi-Fi対応マイクロコントローラは、中国のespressif社から発売されている「ESP32」です。非常に小さく、親指の爪ほどの大きさしかありません。 このチップに520kBのメインメモリ(Arduinoは32kB)、4MBのプログラムメモリ(バージョンにより異なる。Arduinoは2kB)が搭載されていて、クロックは最大240MHz(Arduinoは16MHz)で動作します。チップには38か所のピンがありますが … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:ESP32開発ボードでIoTウェブサーバーを作る
ArduinoでSTEM教育 応用編:イーサネットシールドでIoTウェブサーバーを作る
Arduinoに接続したセンサーの値をパソコンに表示したり、パソコンからLEDのON/OFFをコントロールします。どのようにするかというと、Arduinoをwebサーバーとして動かし、パソコンからアクセスできる簡単なHTMLページを作ります。LAN用のルーターとイーサネットシールドをイーサネットケーブルで接続して使用します。イーサネットシールドは、WIZnet社のTCP/IP処理専用モジュールのW5500を搭載したシールドがよく用いられます。扱い易いおすすめのシールドは、Arduino イーサネットシールド2で、Micro SDカードリーダとしても使用できます。 LEDと可変抵抗の配線図 LEDと可変抵抗を接続します。図2はArduino Unoから直接配線している図になっていますが、実際にはArduino … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:イーサネットシールドでIoTウェブサーバーを作る