汎用の入力端子・出力端子は扱い易いですが、複雑なデータ(センサの測定値や液晶画面に表示するテキストなど)を送受信することは簡単ではありません。Arduinoには複雑なデータを送受信するための通信インタフェースがいくつか装備されています。今回は、その中でも一番基礎的なシリアル通信の通信方式やプログラミング方法について紹介します。 概要 シリアルインターフェースはコンピュータ同士がデータの送受信を行う最も古い方法の一つで、1960年代に開発されました。 RS-232(RS - … [もっと読む...] about Arduino初心者編:シリアル通信によるArduino間のデータ送受信
Arduino初心者編
Arduino初心者編:サーボモータとステッピングモータの動作原理と制御方法
アプリケーションによっては、モータ回転軸の位置を正確に調整する必要がある物もあります。そこで登場するのがサーボモータとステッピングモータです。工作機械や産業用ロボットによく使用されています。これらのモータを簡単に制御できるICやライブラリの使い方を説明します。 サーボモータ 自動車模型のステアリングや模型飛行機の翼部分位置の事を想像してみて下さい。飛行機の翼はサーボモータの代表的な用途です。サーボモータは、モータ軸を特定の角度に正確に制御できる特徴持っています。 サーボモーターとは、制御部と駆動部の組み合わせの物で内部には、ギアを介して出力軸を駆動する直流モータがあります。電子制御ユニットは、角度センサーの出力値と外部から指定された設定値を比較し、自分の望む位置になるようにモータ部分を制御します。このフィードバック技術の利点は、通常の … [もっと読む...] about Arduino初心者編:サーボモータとステッピングモータの動作原理と制御方法
Arduino初心者編:DCモータをモータドライバL293Dで制御する
モータにはいくつか種類がありますが、DCモータは最も単純で基礎的なものです。このDCモータの回転速度や回転方向を手軽に制御するために、DCモータの構造やHブリッジ回路、モータドライバL293Dを使用した回路やプログラム、TINKERCADシミュレーションについて紹介します。 DCモータの構造 ホビー用モーターで最もシンプルでよく使われるのがDCモータです。電池式の扇風機やパソコンの冷却ファンでも使われています。 DCモータは永久磁石の磁界内に配置された回転コイルを介して電流が流れます。電流が流れた事によってコイルに力が発生し、その結果コイルが回転します。力が発生する向きは、電流方向が反対になると反対になります。したがって、モータが回転運動を得るために磁界が発生する向きは、コイルに流れる電流の方向が、摺動(しゅうどう)接点を介し … [もっと読む...] about Arduino初心者編:DCモータをモータドライバL293Dで制御する
Arduino初心者編:リレーモジュール(KY-019)を制御する
リレーモジュールKY-019は、メカニカルリレーと呼ばれる種類のもので、モジュール内で物理的にスイッチが動いて、電気経路を切り替えることができます。なぜそのようなことができるか、原理・使用方法・プログラミングについて説明します。 リレー リレー回路は、とても大きな負荷(主電源電圧に接続された機器等)を切り替える場合に使用される事が多いです。その理由はリレー回路は、小さな電流で切り替える事が出来るため、負荷が大きい物を切り替えるのに最適だからです。機械的なスイッチング接続によって、2つの回路間が電気的に絶縁された状態になります。両方の回路(リレーを制御する回路とリレーで制御される回路)が外部電圧源から供給される場合は特に有効です。主電源電圧下で負荷回路内の機器を切り替える事も可能です。大きな電力を扱う場合は資格が必要になりますので、必要な資格 … [もっと読む...] about Arduino初心者編:リレーモジュール(KY-019)を制御する
Arduino初心者編:液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、アドレッサブルLEDをICで制御
これらのデバイス(LCD, OLED, … [もっと読む...] about Arduino初心者編:液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、アドレッサブルLEDをICで制御