あなたの子供は、キラキラ光るものが好きですか?
プラスチックでできたキラキラの宝石や、キラキラ光るシールは、多くの子供が大好きだと思います。
この実験では、とても簡単です。あまりお金もかからずに、お子さんの名前を形どったモールでキラキラ光るクリスタルネームを作成します。
自分の名前をかけない子供でも、このクリスタルネームを自分で作れば、その輝きに興奮するでしょう。
このクリスタルネームは、一般的な家庭用洗濯剤に含まれるホウ砂を使います。
理科の実験やスライムを作るときにもよく使われるものです。
家庭で簡単にできるクリスタル(結晶)化の実験
準備するもの
事共に結晶とはどういうものか教えてあげてください。
そうすれば、子供はより興味を持って実験に取り組むと思います。
それでは、早速実験に取り掛かってみましょう。
この実験をするためには以下の材料が必要ですので、ホームセンターや薬局で集めてください。
- パイプクリーナー
- 釣糸
- 鉛筆または木製の串
- はさみ
- ガラスまたはプラスチック容器(各色1個)
- 子供の名前を保持するのに十分な大きさの容器
- ホウ砂
- 着色料(オプションです。文字に色を付けたい場合は、ホウ砂の溶液を染めるか、色付きのパイプクリーナーを使用してください。)
- 液体計量カップ
- 大さじ
- 耐熱ボウル
名前の形を作る
まずは、パイプクリーナーで名前の文字の形を作ります。
作った文字は、容器に吊り下げるので、文字が収まるように調整しましょう。
子供が文字を作るのが難しい場合は、親がお手本を作ってあげ、それを子供が真似して、「どうすればこの形を作ることができるか?」ということを考えさせてあげてください。
出来上がったら、試しに串と釣り糸を使って容器内にぶら下げましょう。
魔法の液体を作る
容器に入れた文字がすべて浸かるだけ、魔法の液体を作ります。
文字をそれぞれ違う色にしたい場合は、その数だけ容器を準備してください。
魔法の液体は、沸騰したお湯1カップあたり、ホウ砂は3杯で作成します。
ホウ砂にお湯を注いだら、スプーンでホウ砂が溶解するまで十かき分混ぜてください。
その後、着色料を数滴加えてから、作成した文字をゆっくりと魔法の液体の中に下ろしましょう。
クリスタルの成長を待つ
ここまでくると、あとは待つだけです。
しかし、子供はなかなか長時間待つことはできないと思いますので、子供は「まだ〜?」と叫び続けるでしょう。
子どもたちの好奇心の目から遠ざけるために、手の届かない棚に一晩眠らせるのが良いと思います。
数時間立つと、容器の側面や底に結晶が形成され始めます。
一晩立つと、魔法の液体に浸かった文字には、びっしりと結晶が形成されていると思います。
そうなれば、もう完成です。
子どもたちを呼んで、ゆっくりと出来上がったクリスタルネームを引き上げてください。
そして、晴れた窓にかざすとキラキラ輝き、子どもたちは大喜びしてくれると思います。
なぜホウ砂でクリスタルを作れるのか?
ホウ砂は水に溶けると、懸濁液が生成されます。
懸濁液は、沈降のために十分に大きい固体粒子(ホウ砂)を有する混合物です。
ホウ砂が沈降し始めると、パイプクリーナーで作った文字を含めて、接触してくるすべての表面が結晶化し始めます。
ホウ砂が沈降し続けると、他のホウ砂の結晶の上に結晶が形成され、厚い層ができます。
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