ラズパイで文字やドット絵を手軽に表示できるデバイスとして使用されるのが、LCDモジュールやOLEDモジュールです。これらのデバイスはAdafruit社などが作成したライブラリがあり、とても簡単にプログラムを作成できます。今回は、ラズパイとLCD/OLEDデバイスの接続方法、ライブラリのインストール、プログラムの書き方について紹介します。 キャラクタディスプレイ 液晶ディスプレイ(LCD)は、文字(キャラクタ)を表示できるデバイスです。印可する電圧によって分子の配列が変化する液晶と呼ばれる物質と、特定の偏光方向の光のみを通す偏光板という物を利用します。 液晶の分子配列と偏光板の偏光方向が一致すると透明に見え、一致しなければ不透明に見えます。液晶はLEDと異なり自分で光を発することができません。そのため、LEDを利用したバックライトや反射 … [もっと読む...] about Raspberry Pi はじめてのラズパイ:ディスプレイ(LCD, OLED)を制御する
アーカイブ 10月 2020
Raspberry Pi はじめてのラズパイ:7セグメントLEDとドットマトリクスLEDを制御する
ラズパイで初めてデバイス制御を学習するときに使用されるのがLEDです。LEDの基本的な説明(端子、VF、電流制限抵抗)をしたあと、7セグメントLEDやドットマトリクスLEDを制御するためのプログラミング方法について紹介します。 発光ダイオード(LED) 現在では、LEDは私たちの日常生活に欠かせないものになりました。1960年代にはじめての製品が発売されて以来、輝度(明るさ)とエネルギー効率は改良改善が続けられています。 LEDは基本的に電気回路上での振る舞いは「光らない」通常のダイオード(整流ダイオード)と同じような特性を持ちます。ダイオードを製造するときどんな材料を使うかによって光るか光らないか、光るとしてどのような色に光るかが決まります。 LEDを使った回路を設計する際には、LEDに印可する電圧がLEDの仕様に合った範 … [もっと読む...] about Raspberry Pi はじめてのラズパイ:7セグメントLEDとドットマトリクスLEDを制御する
ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTとNode-REDを用いたLED制御 その2
前回に引き続き、Node-REDを使用して、PCでグラフィカルユーザーインターフェースを作成し、そのインターフェースからArduinoのLEDを制御する方法を紹介します。 ブローカーの起動 まず、インストールしたMQTTブローカー Mosquittoを起動します。インストールしたフォルダ(標準ではC:/Program … [もっと読む...] about ArduinoでSTEM教育 応用編:MQTTとNode-REDを用いたLED制御 その2