算数は暗記よりも概念の理解が大事
子どもたちは、暗記学習をすべきかどうかという議論が盛んにおこなわれていますが、暗記することではなくて、計算をすらすらとできる力についてもっと話し合われるべきだと、私は思います。
ある教育に関する調査では、機械的な暗記よりも、数学的な事象の根底にある概念を理解することのほうが大切だという結果があります。
基本的な暗算がすらすらとできない子供たちは、算数のほとんどの分野で、かなり苦手を抱えることになります。
子供たちは後々、掛け算や割り算、引き算を使って、計算機を使わないとできないような長い割り算の問題を、紙と鉛筆で解くことになります。
また、掛け算や割り算の暗算が得意な子供のほうが、同値の分数同士の関係を見つけるのも得意です。
算数のゲームで計算の基礎を身につける
子どもたちは、どのようにして計算のテクニックを身に付けるのでしょうか。
まず、小学1年生では、足し算と引き算がすらすら解けるようになることが目標です。
そして、2年生になると掛け算と、割り算を互いに関連しあうものとして学びます。
3年生までには、四則計算すべてをすらすらとできるようになっていることが望ましいとされています。
では、どうやったら達成できるのでしょうか?
まず、子供たちにとって魅力的でかつ意味のある練習方法を見つけなくてはなりません。
基本的な計算テクニックを磨くオンラインゲームやアプリは山ほどあり、無料のものも多いです。
授業中と同じやり方で練習するのではなく、ゲームの習慣を活かして計算練習をしてみるのもよいと思います。
様々な種類の計算練習用ゲームがたくさんあるので、飽きてしまうことはないはずです。
いろいろなものをやり続ければよいのです。
そして、親子で協力するすることも大切です。
計算練習のプリントを家に持ち帰って、きちんとやる子ばかりではありません。
子供から親に、自宅でできるオンラインゲームのことを伝えてみるといいでしょう。
子供はゲームなので楽しんで取り組めますし、親は、必死になって子供に計算練習をしろと言わなくてもよくなるのです。
これはwin-winな試みではないでしょうか。
今回は、掛け算練習のゲームの紹介をしたいと思います。
これらのゲームは、タブレット用ではなくPC用です。
また、アメリカのサイトですが、ゲームのルールは直感的に理解できると思います。
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