2つのXBeeモジュールのそれぞれに、コーディネーターとルーターの役割を割り当て、単純なポイント・トゥ・ポイントのネットワークを構成します。XBeeモジュールは両方ともATモードで設定します。透過モードを用いてテキストでメッセージをやり取りする、いわゆる「チャット」システムを作ります。 このチュートリアルでは、XBeeモジュール2つ、USBアダプタ2つと、PCを使用します。XBeeモジュールを2つともPCと接続して使いますが、PC1台に2つ接続しても、2台用意してそれぞれに接続をしても実験を進められます。 ここでは、シリーズ2(S2C)のモジュールとシリーズ3のモジュールを各1つ使用して、シリーズごとの作業方法について解説します。どちらか一方のシリーズで統一する場合は、他方の解説のパートは読み飛ばして構いません。両者で異なるのはファームウェ … [もっと読む...] about XBee無線ネットワーク:XBeeワイヤレスチャットルームを作る
XBee
XBee無線ネットワーク:MicroPythonについて
Raspberry … [もっと読む...] about XBee無線ネットワーク:MicroPythonについて
XBee無線ネットワーク:ターミナルソフトウェアからXBeeモジュールの設定を変更する
XBeeモジュールの設定のほとんどは、ターミナルアプリケーション(ATモード)を使って変更できます。これまではXCTUの設定モードを使用してきましたが、XCTUはコンソールモードでも使用できます。XCTUによる設定は、前回記事を参照してください。コンソールにはXBeeモジュールとの接続、切断、コマンドやパケットの送信、通信内容の記録といったXBeeモジュールを使用するために必要な機能が実装されています。 コマンドモードと透過モード XBeeモジュールは標準設定では透過モードになっており、モジュールは無線でデータのやり取りを行います。 一方、特殊コマンド「+++」を送るとコマンドモードとなり、XBeeモジュールはシリアル通信を介して応答を送り返します。 つまり、PCに直接接続したXBeeモジュールと通信する場合はコマンドモード、そ … [もっと読む...] about XBee無線ネットワーク:ターミナルソフトウェアからXBeeモジュールの設定を変更する
XBee無線ネットワーク:ZigBeeネットワーク概要とモジュール設定(XCTU)
XBeeでZigBeeネットワークを構築するために、まずはネットワークの構成(コーディネータ、ルータ、エンドデバイス)を理解しましょう。また、モジュールの各種設定はXCTUというS/Wで書き込みます。このS/Wの使い方についても説明します。 ZigBeeネットワーク イーサネットネットワークと同様に、ZigBeeネットワークは、定義されたネットワークスタックに基づいて、スタック内の各レイヤがデータメッセージの特定の返還を担当します。 また、他のネットワークと同様にZigBeeネットワークは、メッセージルーティング、アドホックネットワークの作成、自己修復メッシュトポロジをサポートしています。これらの機能を利用するために、無線アドレスとPANアドレスが必要になります。 メッシュトポロジでは、各ノード(ここではXBeeモジュール)にネ … [もっと読む...] about XBee無線ネットワーク:ZigBeeネットワーク概要とモジュール設定(XCTU)
XBee無線ネットワーク:XBeeモジュールの接続と設定
XBeeを接続するために、変換基板・ドングル・シールドを一般的に使用します。XBeeモジュールのピンは20ピンあり、それぞれの機能割り当てについて説明します。また、ネットワーク設定をする際に重要なのがアドレスです。このアドレスの役割についても解説します。 XBee-ZBモジュールとの接続 XBeeモジュールについて調べてみると、スルーホールタイプの出入力ピンが、通常ブレッドボードで使用する電子部品よりも小さくなっている、ということに気付きます。一般的にブレッドボードで使用できる電子部品のピン間隔は2.54mmやその倍数になっていますが、XBeeモジュールのスルーホールモデルでは2mmになっています。 このため、ブレッドボードや一般的な穴間隔2.54mmのユニバーサル基板で使用する場合には、ピン間隔を変換するための基板が必要になります。 … [もっと読む...] about XBee無線ネットワーク:XBeeモジュールの接続と設定