トランプを使って、楽しく算数を学ぶ方法を色々あると思いますが、
今回のは、3桁の数字ゲームと呼ばれるものを紹介します。
子どもたちは配られた3枚のカードを使って3桁の数字を作って遊びます。
基本コース
- 標準的なトランプ1組から10とジャックとクイーンとキングを抜いて使います。エースは1として数えます。
注意:クイーンをゼロとして使うルールもおすすめです。また、ジョーカーをどの数字としても使えるワイルドカードとして使用するのも良いでしょう。 - 各プレーヤーにカードを3枚配ります。
- 各プレーヤーはそのカードを使って一番大きな3桁の数字を作ります。
- 各プレーヤーは自分のカードを見せ、一番大きな3桁の数字を作ったプレーヤーが残りのカードを全部取ります。
- 各プレーヤーに次のカードを3枚配ってゲームを続けます。
2桁や4桁やもっと桁数の多いゲームに変えることも簡単にできます。
上級コース
生徒たちが基本形をマスターしたら、このゲームの戦略にひねりを加えた新しいやり方を導入します。
- 同じく10とジャックとクイーンとキングを抜いた標準的なトランプ1組
- 各プレーヤーはカードを3枚貰います。
- 残りのカードはテーブルの真ん中に伏せて置きます。
- 各プレーヤーが自分のカードを見て自分の一番大きな3桁の数字が決まると、ここからがお楽しみです。順番が来ると、各プレーヤーには次の選択肢があります。
・スティック:3枚ともそのままにします。
・スワップ:手持ちのカードを1枚抜いて、テーブル中央のカードの中から新しいカードを1枚取ります。
・スチール:手持ちのカード1枚と他のプレーヤーのカード1枚とを交換します。(何のカードを取るのか見ないで) - 各プレーヤーが順番にカードを調整した後、自分のカードを見せ、一番大きな3桁の数字が勝ちとなります。
少数点コース
このゲームは小さな子供たちだけでなく、小数点コースを作ることで、、小学校学年や中学生でも楽しめます。
実は私は、子供たちが小数点コースでゲームするのに使える小さな台紙を作ったところだったのです。
なぜなら、ルールはまったく同じなのです。
一方のゲームボードには1の位と小数点第1位と小数点第2位があって、もう一方のゲームボードには10の位と1の位と小数点第1位があるのですから。
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